内臓脂肪を減らすサプリメント

さて、内臓脂肪を減少させるには、日常の運動や食事対策が不可欠ですが、それをサポートするのがサプリメントとなります。


内臓脂肪や皮下脂肪など、体内に蓄積された脂肪というのは、実はそのままでは燃焼するものではなく、まずは遊離脂肪酸という形に分解する必要があります。そこで活躍するのがカフェインです。


カフェインによって分解された脂肪は、筋肉細胞の中のミトコンドリアに入り、そこで脂肪が燃焼するという仕組みです。更にミトコンドリアに入るために活躍するのが、最近特に流行しているLカルニチンとなります。


カルニチンとは、生体の脂質代謝に関与するビタミン様物質で、アミノ酸から生合成される誘導体のことです。これは、体内で脂質を燃焼してエネルギー発生させる時に、脂肪酸を燃焼の場であるミトコンドリア内部に運搬する役割を果たしています。


こうして、ミトコンドリアの中に入ってきた脂肪は、燃焼されてエネルギーに換えられるのです。この過程をサポートするのが、これもすっかり有名になったコエンザイムQ10です。


コエンザイムQ10（ユビキノン、略号：UQ）とはミトコンドリア内膜や原核生物の細胞膜に存在する電子伝達体で、もとは医薬品だったのですが、規制の緩和によって、サプリメントや化粧品にも配合できるようになり、注目されるようなりました。


つまり、内臓脂肪を効果的に燃焼して減少させるためには、「Lカルニチン」と「コエンザイムQ10」を摂取すると、効果的だということになります。これらを配合したサプリメントを上手に利用し、運動と食事対策を併せて内臓脂肪を燃焼させましょう。